新空気工房による除湿について
実はこの記事、梅雨の頃に書こうと思い立った内容なんですけども、起きている現象についてセキスイハイム本部に問い合わせてその後の連絡を待っていたり、事前に読んでおいてもらいたい「エアコンの冷房と除湿の違いって?(08/09/11)」や「空気工房の新旧による違い[訂正版](08/09/19)」を書いている間にかなりの日数が経過してしまいました。
ようやく本来書こうと思っていた記事にたどり着いたって感じです。
まだ上記2つの記事をご覧いただけていない方は、一度読んでいただいてからこの記事を見ていただくほうがご理解いただけやすいと思います。
今回書くのは新・空気工房による除湿について。
セキスイハイムの木質系住宅では新・空気工房という名称ですが、鉄骨系住宅ではエアーファクトリーです。
エアーファクトリーでも今回各記事のような現象が起きるということを聞いておりますので参考になると思います。
まず前提条件としては、計測期間は梅雨真っ只中の6月19日~21日の夜間。
計測したのは屋外(2階軒下、シャッターの上)、1階リビングの太陽光モニターの上(床から1.5mぐらい)、2階子供部屋の天井吹出口の3ヶ所です。
※エアーファクトリーの吹出口は床にあると思いますが、空気工房の吹出口は天井です。
今回使用した温湿度計は、誤差が±0.3℃(温度)、±5%(湿度)ありますので、具体的な数字自体は明記しないことにしたいと思います。
まずは6月19日から20日にかけての温湿度グラフです。
19日の19時半頃から除湿弱運転を開始しましたので、吹出口の湿度が大幅に低下し、温度も低下しています。
時間が経過するとリビングの湿度も徐々に低下していきますが、温度はそれほど大きく下がることはありません。
そして寝る直前の23時過ぎに除湿運転を強に切り替えました。
弱と強でどれぐらい変化するのか楽しみだったので、吹出口の温湿度計をじっと見ていると下がるはずの湿度がみるみる上昇!
わが目を疑いましたよ。
強運転に切り替えたとたん湿度が90%を超えちゃったんですから。
上昇したのはこの一瞬だけですぐに急降下したので、後日なぜこうなるのかセキスイハイムに聞いてみることにしてこの日は除湿強運転のまま寝ました。
すると明け方にも吹出口の湿度が上昇することがあったようです。
後日、このことについてセキスイハイムの本部に問い合わせた結果、空気工房(エアーファクトリー)の除湿はエアコンの除湿と同じ原理なので除湿により温度が低下し、下がりすぎるのを防ぐために一定温度低下すると除湿運転が一時的に停止するような仕様になっている。
除湿中に熱交換機について残っていた水滴が蒸発して給気の湿度が一瞬上昇するという現象は起こりうるとのことです。
実際のところ吹出口で計測するとかなり湿度の高い空気が入ってきているようですが(グラフ水色)、部屋の中全体的にはほとんど体感できない程度でしたので(グラフ緑色)、たいしたことではないのかなとも思います。
そして次に6月20日から21日にかけての温湿度グラフです。
前日は途中で除湿強に切り替えたので、この日は弱のままだとどうなのか確認してみました。
するとまたまた不思議な現象!
除湿開始後、吹出口の湿度(グラフ水色)はすぐに低下ししばらくはそのままを維持。
リビングの湿度(グラフ緑色)についても徐々に低下していってます。
しかしながら0時ごろに、前日も起きていた吹出口の湿度が上昇する現象が起きてその後も繰り返し頻繁に発生。
前日の強運転だとこれほど頻繁に発生することはなかったんですけどね。
さらにはリビングの湿度も1時ごろから徐々に上昇してしまっています。
この件も同様にセキスイハイムに聞いてみたのですが、こちらはどうやら想定外の動作のようです。
三菱電機にて原因を究明中(7月28日時点)ということですが、現在もその後の連絡はありません。
ということでブログのネタにと思いデータをとってみた温湿度なんですが、意外な発見となりました。
今回の吹出口での測定結果を数値的に見ると異常のような気もしますが、実際部屋の中全体の温湿度のほうを見てみるとそうとも言い切れないです。
それにこういった変化を体感できたかと聞かれると、除湿を開始してからしばらくすると確かに湿度が下がって快適なのはわかりましたが、その後の除湿機能がON/OFFを繰り返している時でもとくに不快に感じることはありませんでした。
人間の感覚っていうのも適当なものですよね。
さて、次回は新・空気工房やエアーファクトリー採用邸でより快適にすごすためにはどうするのがよいかということを書いてみたいと思います。
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